長寿だった母へ

このたび、ご葬儀を担当させていただきましたK様は102歳と、とてもご長寿でした。 喪主様（長男様）とお話をしていると、お父様も99歳で他界されたとお伺いし、「夫婦で200歳」と微笑んでおられました。 内閣総理大臣より長寿のお祝いで「銀杯と賞状」も頂いており、「なかなか頂けるものではないなぁ。」とおっしゃっていました。 入居されていた施設から贈られた長寿のお祝いや写真などもたくさんあり、「せっかくなので少し飾れないかなぁ。」とご相談いただきました。 コーナーを設けることを提案し、お預かりさせていただきました。 飾りつけを見ていただき、「最近、コロナのことでなかなか親族にも会えなかったので、近況がよくわかり親戚や孫にもよくわかるのでよかった。」とのお言葉をいただきました。 故人様は甘いものがお好きでしたが、最近は食べられなかったとのことでしたので、和菓子をお供えさせていただきました。 コーナーをご覧になっていた親族様の「長い間ありがとう。好きなものを食べて、ゆっくりしてね。」のお言葉が印象的でした。 2021年7月28日　K家　（担当：川口）