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グリーフケアを受けられたお客様からメッセージをいただきました

公開:2024.05.27

先日、グリーフケアを受けられたお客様よりメッセージをいただきましたのでご紹介いたします。

「別離の悲しみを相談して頂くグリーフケアカウンセリングでお世話になりました。

母親が3月に亡くなり、当初は全ての気力を失い落ち込み、悲しみの感情も出ない程でしたが、1ヶ月程してからどうしようもない強い悲しみと後悔等で悩んでいたところ、斎奉閣さんがグリーフケアカウンセリングを行っていることをインターネットで知り、予約させて頂きました。

母親は、12月に57才にもなり親不孝の限りを尽くしていた、私の弟である次男を病気で亡くして先立たれ、悲しみと疲れで過活動になり、後のCT検査でも何ら問題問題なかった清掃中に頭を打ったことを過剰に気にするなど混乱して、1月中旬以後、絶飲食、僅かな睡眠で意識のレベルが下がり、2月上旬に2度にわたり救急搬送されました。
何とか回復を願う中、ほとんど寝たきりで反応も僅かで、点滴のみの状態で1ヶ月が続きました。

次男の数年前からの親不孝の数々やそんな息子が病気で入院治療中の12月に他界するなど、長く神経をすり減らしてきた結果からか、2月末に消化器穿孔も判明し、体力低下のため手術不可となり、3月に看取りました。

87才ながら1月にも成人式を迎えた孫にLINEでお祝いのメッセージを送るなど認知、介護に無縁で、健康で風邪をひかないぐらい健康だったので、よく自分からも「100才まで大丈夫」と言っていた母親との突然の別れに全く現実感もありませんでした。また、57才にもなって親不孝の限りで母親に迷惑をかけ、ストレスをかけていた結果でもあり、他界した弟への怒りもありました。

今思えば母親が、次男の他界後、1月にかけて過活動になり不必要なまでに心配事を繰り返したのは、次男に先立たれた悲しみを十分出し切れてなかったのだと思います。

このような状況で深い悲しみと強い後悔に苦悩する状況のところ、グリーフケアカウンセラーのKさんにお話を聞いて頂き、ご助言を頂いて、自分でも驚く程に悲しみや苦しみが軽くなり、気持ちが整理されて癒やされ、たいへん助かりました。さすがに自害まで考えることはなくとも、母親に対する申し訳なさ、悲しみで弱りきり、正直、今後、生きる気力もないと考える程、落ち込んでいました。

もし、カウンセリングして頂く前の状況が続けば、無気力になり健康を害して疲れきり、心身ともにたいへんな状態になったことと思います。お陰様で日に日に元気が回復してきています。
感謝の言葉しかなく、本当に有難うございました。

別れは例外なくいずれ訪れるものですが、その悲しみ、苦しみを癒やす専門性の高いグリーフケアカウンセラーを育てられて、社会貢献をされている斎奉閣さんは本当に素晴らしいと思います。カウンセリングの電話受付をして頂いた方も温かくご対応頂きました。

実際に受けさせて頂いた感想として、グリーフケアカウンセリングは非常に専門性が高く、一般の臨床心理士では対応できない高度なものだと思います。
一般的にはまだ知られていないグリーフカウンセリングを率先して取り組まれる斎奉閣さんに、この場お借りして深く感謝させて頂きたく思います。

状況がたいへん複雑で、自分の整理も兼ねて書き込んだため、長文失礼しました。」

引用元はこちら

斎奉閣・和ごころでは弊社でご葬儀をされた方だけではなく、それ以外の方もグリーフケアを受けていただくことができます。

大切な方を亡くし、悩みを抱えている方がいらっしゃいましたら、お近くの斎奉閣・和ごころへご連絡ください。

グリーフケア