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津斎奉閣

じいじ 本当にありがとう

公開:2025.09.23

人と話すことが好きで、穏やかで少し天然な一面もお持ちだった故人様。野球観戦を楽しまれ、日々の試合結果に関心を寄せておられたご様子でした。「今日はどう?」といった会話を日常口にされることも多く、常に明るく、周囲に笑顔を届ける存在だったのでしょう。

       

ご家族様にとって故人様は、かけがえのない「じいじ」でした。最期に「幸せな人生でした」と語られたという故人様に、ご家族様は「じいじのおかげで、いっぱい大笑いできた」と深い感謝を口にされていました。そんなあたたかな絆が、ご葬儀のすべての瞬間にあふれていました。

 

ご家族様からは「お孫様が手紙を読みたい」とのご希望がありました。お話を伺うと、お孫様がたくさんいらっしゃるとのことで、代表して1名の方が手紙を朗読し、その後、7名のお孫様が順に花束をお棺に手向けられるという流れをご提案いたしました。また、故人様への想いを込めたオリジナル楽曲「ラシメロ~らしいメロディ~」を制作し、通夜の後、皆様で聴いていただき、静かに故人様を偲ぶ時間を設けました。

この提案に、ご家族様はとても喜んでいただき、「親族からたくさんの供花が届いたので、花束を7つ作ってもらったことがとても嬉しかった」「オリジナル楽曲を聞いて涙がこぼれた。親族みんなで囲んで故人を語り合えたのがありがたかった」とのお言葉をいただきました。

 

ご家族様とのやり取りの中で、印象的だったことがあります。オリジナル楽曲を聴いたご親族から「親族みんなが涙していて、すごく良かったです」とのお声をいただいたことです。そのお言葉には、故人様への深い愛情と、この場がいかに大切な時間であったかが詰まっていました。

ご家族の皆様、大切なお別れの時間を共に過ごさせていただき、誠にありがとうございました。お孫様方が一人ずつ花束を手向ける場面、そしてオリジナル楽曲に涙を流される姿に、故人様がどれほど愛されていたのかを強く感じました。あたたかなご家族と、故人様の深い絆に触れられたことに、心より感謝申し上げます。

2025年8月4日 A家様(担当:渡邉)