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感動葬儀レポートFuneral-report
久居斎奉閣

アカネ先生の自分史

お悔みに伺ったはじめの日。故人様の息子様より会場に飾ってほしいと預かった一本の巻物。相当大きいので飾れるかな・・・と言っていた言葉通り、それは5mを超えるとても大きな物でした。

どこに飾ろうか試行錯誤の結果、個展の様な雰囲気が作れないかと考えました。喪主様へ自宅にある他の作品も会場へ運ばせて頂けないかと提案をさせて頂きました。どれも貴重な作品ばかりで、仏間の上に飾ってあった「心如水」の書に心惹かれて、それを持っていくことになりました。「傷を付けたら大変だ」と緊張しながら会場へ、お持ちしました。巻物に書かれた故人様の人生は、決して楽なものではありませんでした。しかし、そんな様々な苦労も楽しんでいらっしゃるような、妻として 母として 先生として・・・とても力強く、愛にあふれたお人柄を感じることのできる、どれもとても素敵な作品でした。

参列の方々がその作品を楽しんで見ていらっしゃる姿に思わずうれしくもなりました。故人様に関わる皆様が故人様の人生に触れることができる。まさに「これが葬儀のあり方だ」と感動の2日間でした。喪主様のご挨拶では「幸せに過ごした人生でした。」と言われた時には思わず頷いてしまいました。教育者だったアカネ先生は、皆に慕われ地域に愛され、その最後に少しだけですが葬儀の担当として関われたことに、感謝いたします。私にとっても故人様は”アカネ先生”として心に刻まれました。

水は状況により濁ったり凍ったり変化するが決してその性質は変わらない真の清らかな心、それが心如水です(諸説あり)。正に、アカネ先生の事だと感じました。

2019年9月13日 赤根様(担当:寺谷)