四日市中央斎奉閣
一般葬
詩吟で送られて
公開:2019.10.09
89才でのご生涯でした。 故人様は、詩吟を趣味とされていました。詩吟仲間から通夜・葬儀で故人様の為に、詩吟を送りたいとお話を頂き、開式時間を少し早めに時間を作りました。通夜・葬儀共に、詩吟仲間の吟道関心流楠愛好会の皆様から、弔吟を頂きました。弔吟を吟じた際に、予定にはありませんでしたが、故人様の奥様が席を立ち参加され、感慨深いお式でした。故人様は60才から詩吟を始められ、入院先の看護師さんにも詩吟を披露されていたそうです。 喪主挨拶の際、小学校から高校までお父様と夕食を共にしたことは、ほとんど記憶に無いくらい仕事に打込まれていたそうで、故人様は高度成長時代を生き抜いた企業マンだったそうです。ご自宅では寡黙だったそうですが、遺影写真からはそんな姿が想像できないくらい最高の笑顔でピースをされていました。 参列をされた皆様からは、「故人様の人柄が見えていいお式だった。」とお言葉を頂きました。また、ご家族の皆様や吟道関心流楠愛好会の皆様からも、「最後に詩吟でお見送り出来て良かった。」と言っていただきました。 2019年9月16日 N様(担当:笹浦)