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久居斎奉閣

家族葬

豊かな自然の中で過ごした兄へ、弟からの贈り物

公開:2020.09.28

突然ですが、こちらの祭壇ですが、何に見えますか?

  

これは自然豊かな美杉町の山々や川の流れ、そこで鮎が3匹(その内1匹は釣り竿に釣られて跳ねている)泳いでいる様子を現わした生花祭壇です。これは故人様らしさをイメージして創り上げました。 実は喪主様はお兄様が亡くなる前日に、葬儀のご相談にみえていました。そこで、お兄様らしさを祭壇で表現してもらえないかと難題をいただきました。いくつかポイントをお伺いし、ある程度のデザインは整ったもののもう少し時間を掛ければクオリティの高い作品が出来るとスタッフも考えていました。ただ、ご相談の翌日に亡くなられた為、短い時間の中精一杯表現し創り上げました。

 

お通夜当日、式場に到着され祭壇をご覧になられた喪主様は、その祭壇の出来栄えにとても驚かれ喜んでいらっしゃいました。さらに、そこに心地よい川のせせらぎの音源を会場に流すサプライズを行い、会場全体が自然の中にたたずむ空間へと変わりました。これにも喪主様は驚かれ、視覚と聴覚と合わせて満足していただきました。

ただしサプライズはまだ終わっていません。告別式当日、故人様がお好きだった本物の『鮎の塩焼き』を密かにご用意し、故人様にお供えをいたしました。これには喪主様や多くのご親族様もたいへん驚かれていました。「故人が釣った魚と同じくらいの大きさや」「まさか本物が出てくるとは思わなかったわ」など感謝の言葉も皆様からいただきました。

 

さらに最後の喪主様の挨拶ではこんなお言葉もいただきました。『兄を立派に送ってあげようと思って祭壇や釣り道具などいろいろ準備してきたけど、ホントに喜んでくれているのか心配でした。でも、斎奉閣の方が好きな鮎の塩焼きを用意してくれて、これで絶対喜んでくれていると確信しました。いろいろ無理も言いましたが、斎奉閣の皆さん、ありがとうございました』 お葬式も一生に一度きりしか行うことは出来ません。そこでご遺族の想いや気持ちを形にすることが我々の仕事ですが、我々がご遺族の為に何か出来ることはないかを提案し、ともにオンリーワンのお葬式を創り上げていくことが使命だと思っています。これからもご遺族の心に寄り添うお葬式をお手伝いしていけるよう精進してまいります。

2020年9月6日 長井様(担当:村田)