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感動葬儀レポートFuneral-report
桑名斎奉閣

「彼女がいないと…」

最初のお打ち合わせの際、遺影の候補になるお写真を預かりました。
「どこで撮影されたんですか?」そうお聞きする前に喪主様は「これはカナダ、これは京都に旅行に行った時の…」と、とても懐かしそうに、嬉しそうな表情でお話してくれました。
よく旅行に一緒に行くご夫婦だったそうで、どの写真を見ても、とても仲の良いことが伝わりました。
翌日、お打ち合わせのため再度自宅に伺うと、綺麗なランプが廊下を照らしていました。
「昨日はありませんでしたよね?」と伺うと「彼女の大切な物で…」とのお返事が。故人様がご自宅を出発されるのは14時。あと数時間しか見ることができないのは少し寂しいのではないか?そう感じました。
更に打ち合わせを進めていく中で、お棺の中に収めたい物を伺うと、お遍路装束を収めたいとのご要望をいただきました。「せっかくなので皆様に見ていただきませんか?」とお伝えすると、「お願いします。」とのお返事をいただきました。マネキンを準備し、大切なランプと一緒にロビーの思い出コーナーに飾らせていただきました。

ご葬儀、初七日を終え、ご自宅にお戻りになられた後、喪主様より「本当にいろいろしていただき、ありがとうございました。」と、お言葉をいただきました。
後日、ご来館いただいた際に、「急に寒くなったのでお体に気を付けてくださいね。」とお伝えした際、「彼女が居なくて更に寒く感じるね…」と言われた喪主様の淋しそうなお顔がとても心に残っています。
これからまた寒さが厳しくなり、故人様の居ない淋しさは更に大きくなることでしょう。
喪主様をはじめ、少しでも皆様の力になれるように、担当者として、故人様を共に偲ぶ一人の”参列者”として、今後も精一杯お手伝いをしていこう、と強く感じました。

2021年10月8日 伊藤様(担当:遠藤)