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感動葬儀レポートFuneral-report
久居斎奉閣

お別れはJAZZの調べに乗せて

警察官とJAZZ(ジャズ)、一見何の繋がりもないようにみえます。
この度担当させていただいた故人様は厳格な職業、警察にお勤めの方でした。
葬儀はコロナ禍ということもあり密を避けるために、原則家族葬という形で執り行われ、一般の方は通夜が終了した後に自由にお焼香をして故人様の顔をご覧いただき、お帰りいただくという2部制ですすめました。

故人様は警察に勤務されている際、警察内にある『消防音楽隊』にも所属されていました。 そこではベースなどの楽器を担当されていたそうです。またジャズもお好きだったとのことでした。今回一般弔問客がどれだけお越しになるか分かりませんでしたが、喪家様より、「故人の想い出に触れていただきたい」、「楽器などを会場に飾りたい」とご要望がございました。出来るだけ喪家様の想いに添えられるようにお持ちいただいた楽器や楽譜、制服や写真などを会場前に展示させていただきました。またジャズのBGMを流し、会場は葬儀場とは思えない雰囲気に包まれました。

通夜が始まり多くの弔問客が故人様との最後のお別れにご来館されましたが、その中で故人様と生前共に楽器を演奏をされていた音楽仲間から、「弔問の時間に我々で生演奏を披露したい」とのご相談を受けました。何ぶん夜間の時間帯ということもあり音量など配慮いただく部分はありましたが、お越しになった弔問客の皆様が『故人様らしい』、『オリジナリティのある』お通夜だったと感じていただけるように、私も微力ながら協力させていただき、サックスなどの管楽器での素敵な演奏を披露していただきました。皆様はプロの演奏家ということで掲載することが出来ないのが残念です。

喪主様は予想を超えるたくさんの弔問客に、ただただ驚いていらっしゃいましたが、「故人様のつながりを知り、どれほど親しまれていたかがよくわかったのではないでしょうか」とお声を掛けさせていただきました。コロナ禍の時期とはいえ、多くの方が故人様とのお別れに足を運ばれましたので、それに応えるべく喪家様やご友人の想いを形に出来るよう精一杯お手伝いさせていただきました。

最近ではコロナの影響や、家族葬が主流になってきたという理由で、演出等の希薄な葬儀が増える中、やはりこのようなセレモニー(通夜・葬儀)を行うことは大事なことだと改めて気づかされました。葬儀が全て終わり、帰り際喪主様に「自分が想っている以上の良い葬儀になりました」とおっしゃっていただきました。嬉しく思うと同時に、これからも同じように想っていただける葬儀を増やしていけるよう決意いたしました。

2022年3月6日 S様(担当:村田)