「10年先を楽しむには木を植えろ。お前は人を育てろ、100年先が楽しめる」

昨年の12月、株式会社ジャパンスポーツ運営（津アサヒスイミングクラブといえば知らない人はいませんが）の創業者　西田憲治様がお亡くなりになられました。 葬儀は近親者のみで密葬として執り行われ、後日『お別れの会』という形で弊社にご依頼をいただきました。 打合せ当初から、とにかく明るく盛大に送ってほしいという故人様の意思やスタッフ様の思いを形にすべく様々な提案をしながらすすめてまいりました。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 コロナ禍ではありますが、県外の方も含めお世話になった方へ案内状を送られ、出席を募られました。また日頃スイミングクラブに通っている選手・子供たちにもお別れをしてほしいという思いから、お別れの会を2部制の形式にしました。会場内や駐車場が混雑しないように来賓招待者とは時間を分けてご案内させていただきました。当日は県外からお越しいただいた来賓の方を、あえて普段のスイミングスクールで使用しているバスで駅から会館まで送迎されました。当日来賓の方は驚かれたのではないでしょうか。 また式典会場の祭壇に関しては津市内スイミングクラブの各キャラクターのパネルを設置しイメージカラー（赤・白・黄）のお花と合わせて整えました。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　実はそのお花の中に赤いダリアが含まれています。このお花は通称〖アサヒテマリ〗といい、アサヒスイミングクラブのアサヒにちなんでご用意させていただきました。 当日寺院のお勤めもあり厳かな雰囲気の中、かわいいキャラクターをあしらった祭壇とのギャップが印象的でした。 式典の後半には弔辞やメモリアルムービーの上映を行いました。ムービーの最後には故人様が笑顔で締めくくるのですが、いかにも故人様らしいと和やかな雰囲気で皆様ご覧いただいていました。ちなみにレポートタイトルは故人様が残した社訓とも言える名言です。 別室にはメモリアルコーナーもご用意いたしました。お別れの会の前日よりジャパンスポーツ運営スタッフの方がたくさん準備に来て下さって思い思いに飾りつけをしていただきました。加えて私どももこのコーナーがさらに素敵な空間になればと会場の様々な場所に生花などで装飾をさせていただきました。 故人様の想い出がいっぱい詰まった空間で、それぞれの想い出を巡らせながらたくさんの参列者の方にご覧いただくことができました。 今回県外からお越しいただいた方や現在スイミングで頑張っている子供たちなど、様々な地域や年代の方がご参列いただき、それぞれに想い出を刻みこんでいただいたと感じております。今後もこのようなご縁を大切にして、大切な想い出をひとつでもご提供できるよう日々努めてまいります。 2023年1月29日　株式会社ジャパンスポーツ運営 様　（担当：村田）