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水子供養とは?費用や服装についてわかりやすく解説

水子供養とは?費用や服装についてわかりやすく解説

水子供養とは、生まれてこられなかった子どもを供養することです。言葉として耳にしたことはあっても、水子供養についての詳細まで把握しきれていないという方も多いでしょう。

 

愛する子どもを安心して送り届けられるために覚えておくべき水子供養について、実施の流れや費用の観点で解説します。水子供養にかかる費用も解説しているので、ぜひ最後までご覧ください。

 

子どもに愛情を示す行為でもあり、子どもを失った自分たちの悲しみを整理するうえで大切な水子供養について、本記事の内容が少しでも参考になれば幸いです。

 

▼気軽にご相談ください。

 

水子供養とは?

生まれてこられなかった子どもを供養するのが、水子供養です。そもそも水子とは、流産や死産などで生まれてこられなかった子どもを指します。

 

水子供養は、お腹の中にいるうちに命を落としてしまった子どもに対して執り行われる供養です。また、生まれて間もないにもかかわらず亡くなってしまった死産に対し、水子供養を執り行う場合もあります。

 

水子供養は何の目的で行われるもの?

水子供養とは?費用や服装についてわかりやすく解説

水子供養は亡くなった子どもはもちろん、お父さん・お母さんのために執り行われます。たとえ生まれてこられなかったとしても、愛する子どもを失ってしまう事実に変わりはありません。

 

せめて天国で幸せに暮らしてほしいと、最後の愛情を与えてあげたいと考える親御さんも多いでしょう。子どもを成仏させてあげたいという思いや、気持ちに区切りをつけるために行われるのが水子供養の特徴です。

 

水子供養はいつまでに行うべき?

水子供養とは?費用や服装についてわかりやすく解説

水子供養を執り行う時期に関して、明確な決まりは定められていません。子どもの魂は、汚れを知らない清らかなものとされています。

 

そのため、いつまでに供養しなければならないという概念そのものがありません。水子供養は、お父さんとお母さんの気持ちが落ち着いたタイミングで執り行われるのが一般的です。

 

水子供養はどのように実施される?

我が子が亡くなったことに対する気持ちの整理がついたら、水子供養の手続きを取ります。実際に手続きするとなると、どのような手順を踏むのかわからないという方も多いでしょう。

 

また、そもそも水子供養がどのように進むものなのか知っておきたい方もいるかもしれません。ここでは、水子供養の手続きや全体の流れについて解説します。

 

水子供養の手続きについて

水子供養とは?費用や服装についてわかりやすく解説

水子供養は、以下の4つの手順で手続きするのが一般的です。

 

  1. 菩提寺への相談
  2. 菩提寺がない場合はお寺を探す
  3. 水子供養を申し込む
  4. 供養する

 

菩提寺がある場合は、まずは水子供養について相談してください。ご先祖様のいるお寺であれば、子どもも安心して眠れるでしょう。

 

菩提寺がない場合は、最寄りのお寺や評判の良いお寺に水子供養を依頼します。万が一菩提寺以外に依頼する場合は、将来自分が入るお寺を決めるつもりで探しましょう。

 

自分が亡くなったときに子どもと同じお寺に入れることがわかっていれば、今後の人生も少し明るくなるのではないでしょうか。お寺が決まったら、水子供養を申し込みます。

 

電話やネットで相談するのが一般的であるため、相談の際に詳細を伝えましょう。ここまでの手続きが完了したら、水子供養が執り行われます。

 

水子供養全体の流れ

水子供養とは?費用や服装についてわかりやすく解説

水子供養当日は、以下の4つの流れで執り行われるのが一般的です。

 

  1. 水子供養を依頼したお寺での受付
  2. 申込用紙への記入
  3. お布施を納める
  4. 読経

 

上記はあくまで水子供養の一例です。依頼するお寺によって当日の流れは異なるため、事前に確認しておくことをおすすめします。

 

水子供養にかかる費用

 

水子供養は、さまざまなパターンがあるため費用も変動します。ここでは、主な水子供養のパターンでごとにかかる費用をまとめています。

 

  • お寺での水子供養
  • お寺での永代供養
  • 自宅での水子供養

 

水子供養の費用を事前に把握しておきたい方は、ぜひ参考にしてください。

 

  • お寺での水子供養(本堂・水子地蔵尊前で読経)→5,000〜30,000円
  • お寺での水子供養(永代に渡っての供養)→30,000〜200,000円
  • 自宅での水子供養(遺品を用いて自宅で供養)→5,000〜100,000円

 

またお墓に納骨する場合は、納骨に関するさまざまな箇所で費用が発生します。それぞれ相場が異なるため、以下を参考にしてください。

 

  • 墓前での読経→10,000〜50,000円
  • 納骨作業料(石材店へ依頼)→5,000〜10,000円
  • 水子地蔵尊の建立→100,000〜200,000円

 

水子供養のマナーについて

スムーズかつ正しく水子供養を執り行うためには、水子供養のマナーについて把握しておく必要があります。ここでは、水子供養の主なマナーについて解説します。

 

マナー①:水子供養の頻度・タイミング

水子供養とは?費用や服装についてわかりやすく解説

水子供養には、執り行うべき頻度やタイミングについての明確な定めはありません。お父さん・お母さんの気持ちが落ち着いたときに供養してあげましょう。

 

定期的に供養したいと考えている場合も、明確な時期の決まりはありません。一般的には、子どもの命日などに執り行う家庭が多いようです。

 

多くのお寺ではいつでも水子供養ができるよう、水子地蔵が祀られています。水子地蔵があるお寺さえ把握しておけば、水子供養はいつでも執り行えます。

 

マナー②:当日の服装

水子供養とは?費用や服装についてわかりやすく解説

一般的な葬儀や法事とは異なり、喪服でなければいけないというルールはありません。ただし、あくまでも供養するうえでふさわしい服装を心がけましょう。

 

男性であれば、ジャケットとワイシャツのスーツスタイルなどが無難です。女性の場合は、ブラウスやワンピースなど落ち着いた印象の服装を用意しましょう。

 

派手なデザインのものや露出の多いものは、水子供養の場にふさわしくないため注意してください。

 

マナー③:お参りに必要なもの

水子供養とは?費用や服装についてわかりやすく解説

水子供養には、お布施や数珠、お供え物などを持っていきましょう。お布施の金額に指定はないものの、およそ10,000〜30,000円ほどが相場です。

 

お布施を渡す際は直接ではなく、お布施袋などに包んでおきましょう。直接紙幣を手渡すのはマナー違反です。

 

また水子供養の場合、子どもへの手紙やエコー写真を持っていくこともあります。通常の葬儀や法事とは若干マナーが異なるため、注意しておきましょう。

 

マナー④:お参りに行けない場合の対策

水子供養とは?費用や服装についてわかりやすく解説

子どもを亡くし、お寺にお参りに行くことすら難しい状態になることもあるでしょう。その場合は、自宅で簡単な仏壇を用意して供養してあげてください。

 

また、自宅で写仏・写経するのも一種の方法です。遺骨がある場合は、骨壷供養も選択肢に挙げられるでしょう。

 

マナー⑤:葬儀・戒名の有無

水子供養とは?費用や服装についてわかりやすく解説

水子供養の場合、葬儀は両親の気持ち次第で執り行うかどうかを決められます。菩提寺がある場合は、葬儀についても相談してみましょう。

 

ただし水子供養の場合は、一般的な葬儀とは異なりお寺の本堂で供養する形が一般的です。また戒名に関しても、葬儀同様必須というわけではありません。

 

お父さん・お母さんが希望するのであれば、依頼しましょう。

 

まとめ

亡くなった子どもを供養するための水子供養。お父さんとお母さんの気持ちを整理するうえでも、執り行ってあげる必要があります。

 

今回の記事では、水子供養の基本情報や実施の流れ、マナーについて解説しました。一般的な葬儀や法事と異なる点が多いため、ぜひ参考にしてください。

 

水子供養についてわからないことがあれば、斎奉閣にお問い合わせいただければ幸いです。

▼気軽にご相談ください。

 

この記事の監修者

笹浦 久朋(ささうら ひさとも)
桑名地区斎奉閣 館長 1級葬祭ディレクター

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