家族葬会館和ごころ末広
自慢のおばあちゃん

「おばあちゃんの作品を飾ってほしいです。」
喪主である娘様とお孫様が見せてくださったのは、大好きだった故人・渡並郁子様(となみ いくこ様)の書道の作品でした。
昭和9年に名古屋市の下駄屋の長女として生まれた故人様は、待望の第一子として大事に育てられました。
しかし、幸せな時は長く続かず太平洋戦争が始まりました。空襲や食糧難を生き抜きましたが、進学の希望も叶わず15歳で強制的に就職させられたそうで...
家族葬会館和ごころ末広
最期の展覧会

私が担当させていただきました梅澤家様の家族葬についてご紹介します。
ご葬儀のお打合せのために梅澤様のご自宅へお伺いした時のことです。
玄関を開けるや否や、廊下や部屋の至る所に、美術館や画廊で展示されているような大きく立派な絵画作品が飾られていて、その素晴らしい作品の数々に私は目を奪われました。
「とても素晴らしい趣味をお持ちの方がいるな…もしかしたら絵画収集が趣味の故人様だったのかも!?」と思い...
家族葬会館和ごころ末広
長寿だった母へ

このたび、ご葬儀を担当させていただきましたK様は102歳と、とてもご長寿でした。
喪主様(長男様)とお話をしていると、お父様も99歳で他界されたとお伺いし、「夫婦で200歳」と微笑んでおられました。
内閣総理大臣より長寿のお祝いで「銀杯と賞状」も頂いており、「なかなか頂けるものではないなぁ。」とおっしゃっていました。
入居されていた施設から贈られた長寿のお祝いや写真などもたくさんあり、「せっかく...