遺品整理の費用相場は?費用の抑え方や業者を探す際のポイントを解説

公開:2023.05.16  更新:2024.02.15

遺品整理の費用相場は?費用の抑え方や業者を探す際のポイントを解説 親しい人が亡くなるのは悲しい出来事ですが、そんななかでもすぐにやらなくてはいけないことがたくさんあります。

遺品整理もその1つです。

故人の持ち物をいつまでも放置しておくわけにはいかないので、速やかに手をつけなくてはいけません。

しかし遺品整理は想像以上に難しい作業です。故人が大量のものを残した場合には純粋に量に圧倒されるでしょう。

さらに価値のあるものとそうでないものを見分けるにはさまざまな知識が必要となります。

そこで、遺品整理についてはプロフェッショナルに依頼するのがおすすめです。

とはいえ依頼するには費用がかかりますし、業者にも良し悪しがあるので判断基準をもっておかなくてはいけません。

この記事では、遺品整理の費用相場や、できるだけ費用を抑える方法、業者を選ぶコツなどについて解説します。  

遺品整理の費用相場は?

遺品整理の費用相場は? 遺品整理にかかる費用は、多くの場合、部屋の広さに応じて設定されています。

遺品の量や家の場所なども関係はしますが、まず目安として使われるのは部屋の広さだと考えておきましょう。

具体的な料金はもちろん業者や荷物の量、種類によっても異なるので、色々な業者から見積りを取るようにすることをおすすめします。

遺品整理にかかる費用の内訳は、以下で詳しく紹介しているので、ぜひ参考にしてください。  

内訳

遺品整理と一口にいっても、実際におこなう作業にはさまざまな種類があります。

単純にまとめてすべてを回収し捨ててしまうわけではありません。

具体的には、遺品整理とは以下のような作業の総称となっています。

  • 不用品の回収と処分
  • まだ使うものと不用品との仕分け
  • 建物の養生(建物に傷をつけないための処置)
  • 合同供養(写真や人形などを供養する)
  • 作業後の清掃

これらをすべてひとまとめにしたものが、遺品整理の基本料金に含まれています。

ただし場合によっては「貴重品の捜索は遺族が自分でおこなう」「作業後の清掃は必要ない」といった要望もあるでしょう。

そのようなときは業者に伝えることで、ある程度費用を安くしてもらえる可能性もあります。事前に相談してみましょう。  

遺品整理の費用はどう決めている?

遺品整理の費用はどう決めている? 遺品整理の費用は、実際の作業量によって上下します。 費用を決定づける要素としては、以下のようなものがあります。

  • 荷物の量
  • 処分品の種類
  • 作業希望日や対応期日
  • 建物や道路の状況
  • オプションサービス
  • その他さまざまな事情

扱う荷物の量が多ければ、当然ながらそれは見積額に反映されます。

回収する不用品が少なければ、廃棄業者への処分料も安くなり、人件費やトラックも少なく済むので、費用は低くなるでしょう。

逆に荷物でいっぱいの部屋を整理してもらおうとすると、それなりに高い値段になってしまいます。

処分品の種類は、リサイクルできるかどうかで、かかる費用に直結します。

さらに、作業希望日や対応期日が申し込みから近い場合には、急ぎの作業となるため費用は高くなりがちです。

また建物や道路の状況によっても費用は上下します。

たとえば、エレベーターのないアパートの4階などは、荷物を持ち出すのに手間がかかるため費用は嵩むでしょう。

そのほか、オプションサービスやさまざまな事情に応じて、料金は細かく変動します。

【関連記事】遺品整理はいつから始めるべき?始める際のポイントや注意点を紹介  

遺品整理の費用を抑える方法

遺品整理の費用を抑える方法 遺品整理の費用を抑える方法としては、以下の3つが挙げられます。

  1. できるだけ自分たちで整理する
  2. 家具や家電はリサイクルする
  3. 複数の業者に見積もりを取る

順番に見ていきましょう。  

方法①:できるだけ自分たちで整理する

最終的にプロの業者に依頼するとしても、その前にできるだけ自分たちで整理しておくことで、業者の作業量が減って費用を安く抑えられます。

故人が残したもののなかには、素人でも明らかに不要であるとわかるものや、簡単に持ち出して処分できるものもたくさんあるはずです。

そういったものは事前に遺族の手で処分してしまいましょう。

そうすることで、業者の見積額が下がることが期待できます。  

方法②:家具や家電はリサイクルする

テレビやエアコン、冷蔵庫、洗濯機は自治体が回収できないため、小売店に引き取りをお願いしなくてはいけません。

しかし、処分するために、費用がかかってしまいますよね。 そこで、おすすめなのがリサイクルショップへ持ち込む方法です。

まだ使える家具や家電を、リサイクルショップに持ち込めば、処分費用をかけずに処分できます。  

方法③:複数の業者に見積もりを取る

複数の業者に見積もりを取ることも、費用を安く抑えるコツとしては重要となります。

業者によって、同じ作業でも費用は大きく異なってくるからです。

実際に出された見積もりを複数見比べることで、おおまかな目安だけではわからないことがわかってきます。

ただし、業者側から提示されるサービス内容についてはしっかりチェックしておきましょう。

安いぶんだけサービスが粗悪の可能性もあるからです。  

遺品整理業者を選ぶ際のポイント5つ

遺品整理業者を選ぶ際のポイント5つ 遺品整理業者を選ぶ際のポイントとしては、以下の5つが挙げられます。

  1. 明確な見積書の作成
  2. 許可証の届出の有無
  3. 地域密着
  4. 会社情報の開示
  5. 丁寧な対応をしてくれるか

1つひとつ解説します。  

ポイント①:明確な見積書の作成

明確な見積書を作成してくれるかも、優れた遺品整理業者を選ぶ際のポイントとなります。

悪質な業者は法外な追加請求などを狙っているので、見積書の発行を渋ったり、曖昧な点の多いものしか提示しなかったりといった特徴が見られます。

わかりやすく明確な見積書を出してくれる業者であれば、少なくとも想定外の料金を取られることはありません。

見積もりを出す際にはスタッフに自宅を訪問してもらうのが一般的です。

しかし業者によっては、写真での見積もりや、LINEビデオ通話などを使ったオンライン見積もりもおこなっています。  

ポイント②:許可証の届出の有無

許可証の届出をしっかりしている業者であれば、一定の信頼はしてよいと考えて問題ありません。

遺品整理のために必要な資格としては、以下のようなものがあります。

  • 一般廃棄物収集運搬業許可
  • 古物商許可

「遺品整理」という名前のついた国家資格は、2023年時点ではまだ存在しません。

そのため遺品整理業者を見分けるための許可証としては、上記のようなものが判断基準となります。  

ポイント③:地域密着

地域密着型の遺品整理業者であれば、地域住民の評判からサービスの品質をうかがえるので、選びやすいといえます。

基本的に、長年にわたって地域密着型の事業を展開している遺品整理業者であれば、それだけで一定の信頼はできると考えてよいでしょう。

評判がよくなければ、地域密着型というスタイルで長期間の業務を続けることはできないからです。  

ポイント④:会社情報の開示

公式ホームページなどで会社情報の開示をしっかりおこなっている業者は、そうでない業者と比べて信頼度は高いと考えてよいでしょう。

具体的なサービス内容や基本料金が、表でわかりやすくまとまっていると安心できますよね。

また、会社の理念がしっかりと記載されていたりといったホームページが用意されている業者は、信頼できると言えるでしょう。

理由は、顧客の目線で考えることを怠っていないと判断できるからです。  

ポイント⑤:丁寧な対応をしてくれるか

遺品整理業者を選ぶ際には、丁寧な対応をしてくれるかどうかも重要な判断基準になります。

とはいえ、丁寧な対応をしているかどうか調べる方法がわからないという方も多いでしょう。

基本は、HPに掲載されている実績や口コミを見て、丁寧な対応をしてくれそうな業者を選ぶことをおすすめします。

また、お問い合わせしてみて、電話対応や見積りの際の対応で依頼するかどうかを決めてもよいでしょう。

そのため、何かわからないことや気になることがあれば、電話やメールで聞いてみて、丁寧な対応をしてくれるかどうか判断しましょう。  

まとめ

まとめ 遺品整理を依頼するにあたって、具体的にどれくらいの費用がかかるのか、どのような判断基準で業者を選べばよいか解説しました。

故人がなくなって精神的に落ち込んでいる時期に、労力を必要とする遺品整理を自力でおこなうのは大変なことです。

お金はかかりますが、ここはやはりプロの力を借りるのが妥当な判断であるといえるでしょう。

遺品整理についてお困りであれば、ぜひ弊社・くらしサポートまでお問い合わせください。

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この記事の監修者

松永英嗣(まつなが ひでつぐ) タイムプラス 所長

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