【50代の終活】断捨離でやること一覧!始めるメリットや注意点も解説

公開:2024.09.26

【50代の終活】断捨離でやること一覧!始めるメリットや注意点も解説

断捨離は終活の1つとして、できるだけ早めに取り掛かるのが大切です。
物の整理を通して、これまでの人生や今後の生活を見つめ直す機会にもなります。

しかし、実際に断捨離し始める際、「何から手を付けるべきか、わからない」「まだ50代なので、優先度は低いのでは」となかなか一歩を踏み出せない方もいるでしょう。

この記事では、50代の終活で行う断捨離について、やることを一覧にして解説します。
断捨離を始めるメリットや注意点もあわせて紹介するので、ぜひ参考にしてください。

▼気軽にご相談ください。

 

終活を50代から始めたほうがよい理由

終活を50代から始めたほうがよい理由は、以下の3つです。

  1. 判断力と体力があるうちに始められる
  2. 老後に必要な資金が貯まりやすくなる
  3. 人生設計を見直せる

終活では頭を使って考えることが多いため、50代から時間に余裕を持って始めるのがおすすめです。
人生設計や老後の資金計画など、セカンドライフについてを見直すきっかけにもなります。
後回しにして苦労しないよう、終活には早めに取り掛かりましょう。

終活を50代から始めるべき理由をさらに詳しく知りたい方は、下記の記事も参考にしてください。

【関連記事】終活は50代から始めるべき?早く始めたほうが良い理由や注意点などを解説

 

50代の終活で断捨離を始める3つのメリット

50代の終活で断捨離を始めるメリットは、以下の3つです。

  1. 60代以降よりも楽に進められる
  2. 「本当に大切なものは何か」に気づける
  3. 万が一の事態に備えられる

それぞれ詳しく見ていきましょう。

なお、斎奉閣では終活に関する無料事前相談を実施しています。
終活での悩みを抱えている方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。

 

メリット①:60代以降よりも楽に進められる

体力面を考慮すると、肉体的に元気なうちから断捨離を始めるのがおすすめです。
物の処分には気軽にできるものもありますが、内容によって力仕事もあるためです。

60代以降になると、50代の頃は簡単にできたことでも同じようにはいかなくなります。
体への負担が大きくなり、時間も余分にかかってしまいます。

断捨離を楽に進めるためにも、少しでも若く元気な50代の段階から始めましょう。

 

メリット②:「本当に大切なものは何か」に気づける

断捨離は物を処分する作業ですが、同時に価値観の整理にもつながります。
物に詰まった過去の思い出を振り返りながら、改めて「本当に大切なものは何か」を見直すことが可能です。
断捨離は単なる作業として行うのではなく、価値観の整理という意識を持って取り組みましょう。

整理した内容を踏まえ、断捨離後に物を無駄に増やさないことも大切です。
必要な物や価値観を明確にし、今後の人生に生かしてください。

 

メリット③:万が一の事態に備えられる

万が一の事態に備え、断捨離は50代のうちに始めておくのがおすすめです。
現在は人生100年時代とも称されていますが、いつ何が起こるかは誰にも予測できません。

年齢が上がるにつれて、突然死や病気・障がいなどのリスクは高まるものです。
災害や事故といった不測の事態に巻き込まれる可能性も、少なからず存在します。

何も起こらないに越したことはありませんが、もし突然死した場合に負担がかかるのは家族です。
家族への負担も考慮し、ご自身の断捨離は責任を持って済ませておきましょう。

 

50代の終活で断捨離を始める際に押さえておきたい注意点

50代の終活で断捨離を始める際に押さえておきたい注意点は、以下の2つです。

  1. 必要な物まで捨ててしまわない
  2. 家族の物を整理するときは相手に確認する

それぞれ詳しく見ていきましょう。
断捨離の基本的な進め方や注意点について知りたい方は、下記の記事もあわせてチェックしてください。

【関連記事】終活で断捨離を行うメリットは?50代・60代で始める人が多い理由も紹介

 

注意点①:必要な物まで捨ててしまわない

思いきって断捨離に取り組むのは心がけとして大切ですが、誤って必要なものまで捨てないよう注意しましょう。
内容や中身を十分に確認せず処分したものが実は重要な書類で、後に困ってしまう場合も起こり得ます。

とくに、保険や年金に関しての証書・契約書など、重要な書類を捨てようとしていないか必ず確認しましょう。
必要な書類はバラバラに保管するのではなく、普段から整理しておくのも大事です。

また、処分した物を再び購入することになると、無駄な出費になってしまいます。
今後の生活で使うことや不便はないかという観点から、処分の前に改めてチェックしてください。

 

注意点②:家族の物を整理するときは相手に確認する

家族の物を勝手に整理してしまうと、トラブルに発展する恐れがあるため注意しましょう。
不必要に感じる物であっても、相手にとっては価値のある場合や思い入れの詰まっている場合があります。
価値観は人によって異なるため、家族の物であっても勝手に判断せず、持ち主に確認を取りましょう。

具体的に、夫や子どもの物で特に勝手に捨ててはいけないものは以下のとおりです。

  • 本・漫画
  • おもちゃ
  • プラモデル
  • ゲーム
  • 自転車・車用品
  • スポーツ用品 など

とくに、コレクションの中には、もう二度と手に入れられない物もあります。
断捨離を積極的に進めるのは大切ですが、事前に一度確認しましょう。

 

50代の終活で優先的に断捨離したいこと一覧

50代の終活で優先的に断捨離したいこと一覧は、下表のとおりです。

断捨離の対象

具体例

衣類

・年齢・体形に合わなくなった
・染みや汚れが気になる
・デザインが古くなった
・長年着ておらず、今後も着る機会がない
・必要以上に数がある

タオル

・肌触りが悪くなった
・汚れや色あせがある
・においの付いている

本・雑誌

・情報が古い
・途中で読むのを諦めた
・今後も読む予定がない

食器

・欠けている
・家族の人数分を超える
・使い勝手が悪い

紙類

・古い新聞・チラシ・カタログ
・古くなったレシート・請求書(光熱費、水道代など)
・現在使っていない電化製品の取扱説明書
・期限の過ぎた保証書

「いつか使うだろう」と残していたにもかかわらず、50代まで一度も使用していない物も少なくありません。
古くなった物や汚れている物などは断捨離を機に、新しい物に取り替えるのも1つの方法です。

断捨離を始めると家の中だけではなく心もスッキリするため、積極的に進めていきたくなる場合もあります。
なかなか取りかかれないという方も、身近な物から少しでも断捨離に挑戦しましょう。

 

断捨離を始め50代の終活でお悩みの方は

断捨離を始めとする50代の終活でお悩みの方は、エンディングノートの活用もおすすめです。
エンディングノートの作成は自分自身の考えを見直すきっかけになり、今後の人生や終活にも役立ちます。

なお、斎奉閣では終活で実際に利用できるエンディングノートを無料で配布しています。
あわせて無料事前相談も実施しているので、終活に関するお悩みのある方は、ぜひお気軽にご連絡ください。

エンディングノートを書くメリットや遺言書との違いなどについて知りたい方は、こちらの記事もあわせてチェックしましょう。

【関連記事】終活ノートとは?遺言書との違いや選び方を解説!保管時の注意点も

 

まとめ:50代の終活は断捨離から始めよう

断捨離は「本当に大切なものは何か」に気づくきっかけとなり、今後の人生設計にも役立ちます。
家族に負担をかけることのないよう、万が一の事態に備えた早めの準備が大切です。
時間や体力に余裕を持った50代のうちから、計画的に断捨離を始めましょう。

なお、斎奉閣では断捨離を始め、終活についてのさまざまなサポートを実施しています。
終活における悩みや不安のある方は、ぜひ無料事前相談をご利用ください。

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「事前準備を始めたいけど何から始めればわからない…」という方はお気軽にご相談ください。

この記事の監修者

藤田悠(ふじた ゆう)鈴鹿中央斎奉閣 館長 1級葬祭ディレクター

松永英嗣(まつなが ひでつぐ)タイムプラス 所長

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