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コロナ禍での家族葬はどうなる?葬儀の流れや気をつけるポイントを紹介

コロナ禍での家族葬はどうなる?葬儀の流れや気をつけるポイントを紹介

近年では広く参列者を招く一般葬ではなく、近親者のみで執りおこなう家族葬が人気になりつつあります。

そしてその流れは、昨今のコロナ禍においてますます加速しています。

大人数が集まることが推奨されない状況にぴったりマッチするからです。

しかしコロナ禍を理由に初めて家族葬を選ぶ方は、具体的な流れや、どのような点に注意すればよいかがわからないことでしょう。

あらかじめ必要な知識を頭に入れておけば、いざというときにスムーズに行動ができ、トラブルの軽減にもつながります。

この記事では、コロナ禍における家族葬の流れや、気をつけるポイントなどをわかりやすく解説します。

▼気軽にご相談ください。

 

コロナ禍での葬儀は家族葬がおすすめ

冒頭でもお伝えした通り、コロナ禍で葬儀をおこなう場合は家族葬がおすすめです。

感染防止の観点から、多くの参列者がひしめき合う状況を作らないほうがよいからです。

いわゆる「3密」を避けることは、現在の状況において非常に大切なことであり、葬儀という重要な儀式においても変わりません。

ほかにも、遠方からの参列をお断りするのがコロナ禍におけるマナーであるというのも挙げられるでしょう。

平常時におこなわれる一般葬においては、葬儀の参列を辞退するのはマナー違反と考えて、多少無理をしてでも参列する方が多く見られます。

しかしこの状況では、無理な参列を促すのは適切ではありません。

したがってあらかじめお断りする形を取るのがベストであるといえます。

 

コロナ禍での葬儀の流れ

コロナ禍での葬儀の流れは、一言で表現するのであれば「小規模な一般葬」とでもいうべきものです。

故人が亡くなったら医師に死亡診断書を発行してもらい、家族葬に参列していただく親族へ連絡します。

それから葬儀社へも連絡し、一連の作業のサポートをしてもらいます。

葬儀社との打ち合わせによって葬儀の日取りが決まったら、改めて参列者に連絡しましょう。

そして納棺・通夜・葬儀・告別式と通常通りの段取りを重ねていき、葬儀が終わったあとには初七日の法要や精進落としなどがあります。

 

コロナ禍での葬儀で気をつける6つのポイント

コロナ禍で葬儀をおこなう際に気を付けるべきポイントとしては、以下の6つがあります。

  1. マスクを着用する
  2. アルコール消毒はこまめにする
  3. 長時間の会話はや会食は避ける
  4. 体調が優れない場合は参列しない
  5. ソーシャルディスタンスを保つ
  6. 故人には触れないようにする

いずれもコロナ禍における生活の基本に似たものであり、言わずもがなの部分もありますが、あらためて解説をしておきましょう。

 

ポイント①:マスクを着用する

コロナ禍における葬儀では、感染防止のためにマスクを着用するのはマナー違反とはなりません。

むしろ反対に、マスクを着用しないことこそマナー違反になるので注意する必要があります。

マスクの色に制限はありませんが、スタンダードな白を選んでおけば間違いはないでしょう。

柄物は避けておくのが賢明です。また奇抜なデザインのマスクも避けておきましょう。

 

ポイント②:アルコール消毒はこまめにする

葬儀会場の入り口では、必ず手指をアルコール消毒しておきましょう。

コロナ禍以前には、遺族と握手をしたりといったコミュニケーションもあり得ましたが、コロナ禍においては一連のスキンシップは推奨されません。

また、葬儀会場で皆が触れるような場所は、葬儀のスタッフがこまめに消毒しています。

そのような場所も触らないようにしておきましょう。

葬儀が終わって退出する際にも、消毒を忘れないようにしてください。

 

ポイント③:長時間の会話や会食は避ける

長時間の会話や会食を避けるのも、コロナ禍における葬儀では重要なポイントです。

参列者が全員マスクを着用し、換気が十分であったとしても、感染リスクは残されています。

長時間「密」な状態で会話や会食することは、感染対策上、推奨されません。

とはいえ、遺族に慰めの言葉をかけるといった行為にはなんの問題もありません。ただし手短に済ませることを心がけましょう。

 

ポイント④:体調が優れない場合は参列しない

体調がすぐれない場合には、無理に参列するのはやめておきましょう。

特に発熱があった場合には、ほかの参列者に感染させてしまう可能性があるので、決して参列してはいけません。

そもそも近年の葬儀会場では、入り口に検温体制が整っており、発熱が確認された場合には入場を断られることがほとんどです。

無理に参加しようとしても不可能な形になっています。体調がすぐれないときには、素直に体を休めておきましょう。

 

ポイント⑤:ソーシャルディスタンスを保つ

いわゆるソーシャルディスタンスを保つことの重要性は、葬儀においても変わりません。

マスクをつけていたとしても、人に近づくと感染の確率は高まってしまいます。

式場内では他人と十分に距離を置いて過ごしましょう。

 

ポイント⑥:故人には触れないようにする

故人に触れないようにするのもマナーの1つです。最後のお別れをしたい気持ちはわかりますが、遠くから見守る形をとるのがコロナ禍においては賢明です。

代わりに写真に収めておくといった手段で、思い出を残しておくことをおすすめします。

 

コロナ禍での家族葬はどこまで呼ぶべきか

コロナ禍において、家族葬ではどこまでの関係の人物を呼ぶべきか悩む方も多いのではないでしょうか。

ここでは家族葬に招く範囲について、2つの観点から解説します。

 

血縁が近い人で区切る

まず1つのやり方として、血縁が近い人で区切るというものがあります。

「家族葬」という言葉が示す通り、本来このタイプの葬儀は故人の家族のみでおこなうのが基本です。

最小単位としては、生活を共にしていた家族のみでひっそりと故人を送り出すやり方が考えられるでしょう。

親戚が多い場合には、思い切って祖父母・いとこ程度の近い関係で区切っておくことをおすすめします。

義理を考え始めると、際限がなくなってしまうからです。

 

友人や知人は親しい人だけにする

もし家族葬に故人の友人や知人を招くのであれば、親しい人だけに限定しておきましょう。

友人知人と呼ぶことのできるすべての人を招こうとすると、一般葬と変わらない規模になってしまいかねないからです。

ただし友人や知人を招く場合には、「あの人が呼ばれたのになぜ自分は呼ばれなかったのだ」という不満が出ないよう、注意して人選をおこなうことが必要になります。

【関連記事】家族葬はどこまで呼ぶ?参列者の決め方や決める際の注意点をわかりやすく解説

 

参列を辞退する場合の伝え方

ここでは、参列を辞退する場合の伝え方について解説します。

喪主側から遠慮してもらう場合と、参列者側から辞退する場合の2つに分けて見ていきましょう。

 

喪主側から参列を遠慮してもらう場合

喪主の側から参列を遠慮してもらうやり方としては、以下の2つが考えられます。

  1. 葬儀の前に訃報を伝える際に、参加を辞退する旨を伝えておく
  2. 葬儀が終わったあとに連絡する

より礼儀正しいといえるのは前者でしょう。

この場合、参加を辞退していただきたい旨をはっきりと明言しておくのがポイントです。

曖昧な表現を使ってしまうと、遠慮してほしいというこちらの意図が伝わらず、参列に来てしまう可能性があります。

 

参列者が参列を辞退する場合

参列者の立場で参列を辞退する場合には、電話やメールを使ってその旨を喪主に伝えましょう。

これといった特別なマナーはありません。

「直接お見送りしたかったのですが、どうしても都合がつかず、おうかがいできないことになりました。申し訳ありません」と言っておけば問題はないでしょう。

ただしそのフォローとして、葬儀当日のための弔電を打つ・供花を送るといった形で哀悼の意を示しておくのを忘れないようにしましょう。

【関連記事】供花とは?意味や読み方、相場や種類をわかりやすく解説

【関連記事】弔電の送り方や文例、基本的なマナーをご紹介

 

コロナ禍での家族葬以外の葬儀

コロナ禍だからといって、家族葬にしなければならないわけではもちろんありません。

ここでは家族葬以外の葬儀について、ざっくりと見ていきます。

 

種類①:一般葬

一般葬とは、以前から葬儀の主流として用いられている形式です。

遺族や親族だけでなく、親しかった友人やご近所の方、故人の職場の皆さんなどにも参列していただく形の葬儀で、家族葬と比べれば規模が大きくなります。

具体的なことは以下の記事を参考にしてみてください。

【関連記事】一般葬とは?家族葬との違いや費用相場を徹底解説

 

種類②:一日葬

一日葬とは、文字通り1日ですべてを済ませてしまうタイプの葬儀のことです。

前日の通夜がなく、葬儀と火葬のみがおこなわれます。

1日ですべてが終わるため喪主の負担が少なく、また高齢化が進んだ現在では、遠くから来る参列者の負担も軽減できるため、少しずつ浸透してきています。

一日葬についての具体的なことは、以下の記事を参考にしてください。

【関連記事】一日葬とは?メリット・デメリットや費用相場を徹底解説

 

種類③:音楽葬

音楽葬とは、特定の宗教や形式にとらわれることなく、故人が好きだった音楽で送り出そうという葬儀のスタイルです。

「無宗教葬」や「自由葬」などの呼び方もあります。

特定の宗教にとらわれないスタイルですが、無宗教の方の実ができるというわけではありません。

信仰を持っていたとしても、あえて音楽葬を選ぶことは可能です。

音楽葬についての具体的なことは、以下の記事を参考にしてください。

【関連記事】音楽葬とは?流れや料金相場、注意点などを徹底解説

 

コロナ禍での葬儀は葬儀社と相談しよう

コロナ禍にはこれまでになかったさまざまな制約があり、派手な葬儀をおこなうことは以前よりも難しくなりました。

結果として家族葬が選ばれる傾向は強くなっています。

しかし家族葬というものを経験したことがない方は、具体的にどのように事を運べばよいか迷ってしまうかもしれません。

葬儀についてわからないことがあったら、ぜひ弊社・斎奉閣にご相談ください。

初心者の方でも一切迷うことのないよう、葬儀に関するすべての物事をトータルでサポートいたします。

家族葬のよくある質問をまとめていますので、こちらのページもご覧ください。

 

まとめ

コロナ禍における家族葬という選択肢を紹介するとともに、コロナ禍ならではのマナー全般について解説しました。

社会は大変なことになっていますが、故人をしっかりと送り出すのは大切なことです。

ただし生きている人々を犠牲にするようなやり方で葬儀をおこなうのは望ましくありません。

現状に即した適切なやり方で、粛々と葬儀をおこなうのが正しいスタンスであるといえるでしょう。

この記事を参考にして、コロナ禍における家族葬を滞りなく進められるようになってください。

 

【関連記事】一般葬とは?家族葬との違いや費用相場を徹底解説

【関連記事】一日葬とは?メリット・デメリットや費用相場を徹底解説

【関連記事】音楽葬とは?流れや料金相場、注意点などを徹底解説

 

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この記事の監修者

藤田 悠(ふじた ゆう) 四日市地区斎奉閣 館長 1級葬祭ディレクター

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