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コラム

互助会とは?メリット・デメリットや費用相場を徹底解説

結婚式やお葬式など、人生の大きな節目となる冠婚葬祭。

冠婚葬祭のセレモニーには、

  1. 初めて経験する方が多い
  2. 多額の費用がかかる

という2つの共通点があります。その中でも特に、葬儀は突然のことも多く、家族や親せきが亡くなってから「一体どうすればよいのか」「何をすればよいのか」「どこに相談すればよいのか」、多額の出費に加えて、慌ただしく対応に追われてしまうケースが多く生じます。

月々の少ない負担で、冠婚葬祭の急な出費と将来に備える、そのためのしくみが経済産業省の許可事業である「冠婚葬祭互助会(以下:互助会)」です。240万件以上の利用実績はその安全性と利便性を示すものでもありますが、「互助会って一体どのようなシステム?」「どのようなメリットがあるの?」「解約などが心配」といった方も多いかもしれません。今日は、安心・便利・お得に将来に備える互助会について、デメリットも含めて詳しくご紹介します。

 

互助会とは

互助会とは冠婚葬祭互助会のことで、毎月一定金額を積み立て、冠婚葬祭に備えるサービスです。利用者の利点としては、

  1. 会員特典として一般に利用するよりも安い価格で質のよいサービスを利用できること
  2. 積み立てた金額を冠婚葬祭の費用に充てることができること
  3. その結果、追加で必要な費用が少額になり、冠婚葬祭に必要な費用が抑えられること

が挙げられます。

保険と異なる点としては、現金ではなく、サービスを受け取ることで、いざという場合の負担を大幅に軽減することを目的に、現在も多くの方が互助会に加入しています。

 

互助会の仕組み

互助会 仕組み

互助会の毎月の積立金は1,0005,000円程度で、満額の一括前払いも可能です。互助会は、会員から預かったお金で「結婚式やお葬式に必要な設備や備品を揃える」など、冠婚葬祭のためのサービスのために効率よく資金を運用することで成り立っています。

その結果、会員に対して安価での高品質のサービス提供が可能になり、冠婚葬祭が必要になった方から順に互助会のサービスを利用していく、という合理的な仕組みになっています。

 

互助会のメリット

ここでは、葬儀を例に、互助会のメリットをみていきましょう。

 

メリット①:突然の多額の出費が緩和できる

互助会に入会するにあたっては、

  1. 加入の目的
  2. 利用価値
  3. 会員のメリット

3点をよく検討し、頭に入れておく必要があります。

メリットの1つめは、出費の緩和です。冠婚葬祭、いずれの場合にも、儀式には高額の費用がかかります。この費用を前もって積み立てておき、必要な状況に応じて、必要なサービスを受けられることが互助会員の権利になります。また、利用しようとするサービスの価格自体にも、会員特典としての割引が適用され、さらに安価でより良質なサービスを受けることができます。

たとえば、突然ご家族が亡くなり、お別れの時がやってきた時のことを考えてみましょう。お葬式の手配や準備、葬儀の内容や費用の相談、手続きなど、逝去後には様々なことを迅速に行う必要があり、その慌ただしさと忙しさで、悲しむ時間や心身の余裕がない方も多くいらっしゃいます。そのすべてを互助会にサポートしてもらうことで、負担を大幅に減らすことができることも、互助会会員の大きなメリットでしょう。会員であれば電話1本で、ご遺体のお迎えから葬儀の相談、段取り、手続きに至るまで専門の知識をもつスタッフに手伝ってもらうことができます。儀式の出費を抑えるだけでなく、いざという時、すぐにこのようなサポートを受けられることは「大きな安心感」であるといえます。

 

メリット②:葬儀以外でも優遇を受けられる

互助会は葬儀だけでなく、他の冠婚葬祭時にも利用することができ、会員としての待遇を受けることができます。そのため、たとえば孫の成人式に1口(1契約)、結婚式に1口、家族の葬儀に1口など、その目的に応じて複数の契約を積み立てておられる方もいれば、1口の積み立てを、その状況で必要な儀式に利用する方もおられます。

また、冠婚葬祭時以外にも、会員専用の施設を利用できたり、旅行先やレストランなどで割引サービスを受けられる特典もあります。ホテルや旅館、レジャーやスポーツ、グルメやショッピングなどで、会員とともに家族が「サービスを受けられる優遇」もメリットのひとつです。

 

メリット③:積立中もサービスの利用ができる

互助会の積み立ては、積み立て中であっても、満額の差額金を支払うことで満期と同様のサービスを受けることができます。また、完納後には加入者が死亡するまでその権利は継続されます。急に冠婚葬祭がやってきたり、逆にまだしばらくはその予定がない場合でも、心配は不要です。

 

メリット④:互助会の権利を第三者に譲渡できる

互助会は加入者本人だけでなく、ご同居中のご家族の利用も可能です。また、名義の変更により、互助会の権利を第3者に譲り渡すこともできます。

 

互助会のデメリット

次に、互助会についてのデメリットについても見ておきましょう。

 

デメリット①:積立金のみで葬儀費用の全てがまかなえない

葬儀の費用には、「固定費用」と「変動費用」があります。固定費用とは、葬儀にかかる儀式としての費用のことで、ご遺体のお出迎えから、ご安置、火葬の手配、祭壇などの設備、控室、葬儀の準備、霊柩車や送迎など、お通夜から告別式を執り行うために必要な費用です。一方、変動費用とは、精進落としのお料理や飲み物、返礼品やお供物などにかかる費用です。また、読経や戒名など、お坊さんに対するお布施として納める費用もかかります。

互助会での積み立てを葬儀費用に当て、良質なサービスを安価に受けることができても、葬儀に必要なすべての費用を積立金でまかなうことはできません。そのため、互助会の積み立てはあくまでも出費を抑えるための備えであるという理解と認識が必要になります。

しかしながら、上記の固定費用を会員価格で利用できるだけでなく、ご遺体のお迎えから、葬儀の相談や費用、必要な段取りや準備まで即対応してもらえることは、大きな安心感でもあります。葬儀のプランやタイプを希望や費用に応じて相談できることも心強いポイントです。

 

デメリット②:他の葬儀会社には依頼できない

互助会の冠婚葬祭施設は全国各地にあり、冠婚施設は約400か所、葬祭施設は約2,000か所あります。そのため、転勤や引っ越しされたとしても、全国の互助会を利用することができます。ただし、葬儀は互助会の加入先に依頼することになり、他の葬儀会社への依頼はできません。そのため、サービスの利用は、互助会で用意されている結婚式プランや葬儀プランに限定されることを頭にいれておく必要があります。

 

デメリット③:積立金は自由に使えない

互助会で積み立てたお金は、現金でもどってくるのではなく、サービスという形で戻ってきます。つまり、互助会のシステムはサービスを利用することで初めて会員としてのメリットを受け取ることができます。積立金を現金として使うことはできなくなるので、その点にも注意しましょう。

 

互助会費の相場

互助会で最も一般的なのが、総額が24万円位のプラン(月々2,000円で3年間、月々3,000円で2年間)。その他にも、毎月1,0005,000円を約60120回支払い、約2050万円を積み立てる様々なプランがあります。月々の積み立てではなく、一括払いにすることで割引を受けられることもあります。

 

互助会を解約する方法

互助会を解約する場合には、

  1. 解約したい旨を互助会に連絡
  2. 必要書類を準備

することが必要です。

互助会へ解約したい旨を連絡すると、解約に必要な書類が郵送されます。もしくは、窓口へ行き直接書類を受け取ることも可能です。その後、この解約書類を郵送、あるいは直接提出すると指定の口座に返金され、解約は完了です。そして、解約と同時に加入者としての様々な特典、権利も失われることになります。

解約はいつでも可能ですが、契約時の約款に基づき、積立てた掛金から解約手数料が差し引かれます。そのため、加入時には解約手数料について、ご自身で必ず確認しておきましょう。

 

まとめ

「互助会」とは日本から古く続いている毎月数千円を積み立て、将来の冠婚葬祭に備えるしくみです。互助会の加入目的、利用価値、そして会員のメリットがご自身や家族に合う場合には、人生の選択肢のひとつとして検討・相談してみてはいかがでしょうか。

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