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大切な人を亡くした方へ~悲しみに向き合い、気持ちの整理をつける方法~

大切な人を亡くした方へ~悲しみに向き合い、気持ちの整理をつける方法~

大切な人を亡くしたら、悲しい気持ちを抱くのは普通です。しかし、いつまでも悲しんではいられないと、気持ちの整理をつけたい方もいるでしょう。

ただ、気持ちに整理をつけるのは簡単ではなく、時間がかかります。適切な方法を取らないと、うまく気持ちに整理がつけられません。

本記事では、大切な人を亡くしたときに起こる変化と悲しみを和らげる方法、必要な手続きについて解説します。

大切な人を亡くして悲しみを抱えている方は、参考にしてください。

▼気軽にご相談ください。

 

大切な人を亡くしたらつらいのは当たり前

大切な人を亡くしたら、つらいのは当たり前です。ずっとつらいままではいけない、早く元気にならなくてはならないと思う必要はありません。

今あなたがつらいのは、それほど故人を想っていたという証拠です。ただ、あなたがずっと前を向けずにいるのは、故人も本望ではないでしょう。

つらい気持ちを無くそうとするのではなく、つらい気持ちに向き合う方法を見つけましょう。

【関連記事】身内に不幸があったらまず何をする?正しい言い方やマナーについて

 

大切な人を亡くしたときに起こりやすい3つの変化

大切な人を亡くすと、いくつか変化が起きます。大切な人を亡くしたときに起こりやすい変化は、下記の3つです。

  1. 心の変化
  2. 体の変化
  3. 行動の変化

どこに変化が起きているかを把握すると、向き合い方も見えてきます。自身にも同様の変化が起きていないか、確認してみましょう。

 

変化①:心の変化

大切な人を亡くすと、心に変化が生まれます。もちろん、悲しい感情も生まれるでしょう。具体的には、下記のような感情が生まれやすいです。

  • 大切な人が亡くなったことを受け入れられない
  • 故人のことを考えて他のことに集中できない
  • 自分に何かできなかったのかと責めてしまう
  • 置き去りにされたように感じ、故人を恨んでしまう
  • 悲しいのにホッとしているような気持ちに戸惑う

上記のような感情は、他の人も抱く感情です。決してあなただけの感情ではありません。心は繊細です。まずは、心の変化を受け入れてあげましょう。

 

変化②:体の変化

大切な人を亡くすと、体に変化が起きます。体調不良になるケースも珍しくありません。具体的には、下記のような変化が起きます。

  • 眠れなくなる
  • めまいがする
  • 息苦しい
  • 体がだるい
  • 食欲がない
  • 下痢や吐き気がする

体の変化は目に見えるため、分かりやすいです。大切な人を亡くして体調を崩してしまう方も多いため、体の変化を受け入れ、まずは安静にしましょう。

 

変化③:行動の変化

大切な人を亡くすと、行動に変化が起きます。心や体の変化に関わっている部分も多いため、併せて確認しておきましょう。

具体的には、下記のような変化が起こります。

  • 引きこもる
  • じっとしていられない
  • 周りに攻撃的になる
  • 当たり前のことができなくなる

周りの人にも分かりやすい変化のため、気にしてくれる人も出てくるでしょう。周りの声を聞きづらい状況ではありますが、一度冷静になり、周りの声を聞くと改善するケースもあります。

 

大切な人を亡くした悲しみを和らげる5つの方法

大切な人を亡くした悲しみは、完全には消えません。しかし、悲しみを和らげる方法はあります。

大切な人を亡くした悲しみを和らげる方法は、下記の5つです。

  1. 感情を隠さない
  2. 通夜や葬儀に参列する
  3. 毎日のルーティンを作る
  4. 家族・友人に話す
  5. 心理カウンセラーに相談する

今悲しみに暮れている方は、参考にしてみてください。

 

方法①:感情を隠さない

悲しいという感情を隠す必要はありません。家族や友人、職場の同僚などに話を聞いてもらいましょう。

周りに迷惑をかけてはいけないと思う方もいますが、そういうときこそ頼りましょう。周りに話すと気持ちが整理でき、悲しい気持ちが和らぐ可能性があります。

感情を隠してしまうと、いつまでたっても状況は変わらずに塞ぎ込んでしまいます。感情は隠さず、オープンにしてみましょう。

 

方法②:通夜や葬儀に参列する

大切な人を亡くしたら悲しいですが、通夜や葬儀に参列しましょう。通夜や葬儀に参列すると、気持ちに整理がつきやすくなります。

お通夜は故人の冥福を祈り別れを惜しむ儀式で、葬儀は故人を葬る儀式です。故人への挨拶もかねて、なるべく参加するようにしましょう。

 

方法③:毎日のルーティンを作る

大切な人を亡くした後の日々は、いつもと違うものに感じられるでしょう。まずは、いつも当たり前にやっていたことを、当たり前にやることから始めてみてください。

例えば、朝カーテンを開ける、歯を磨く、1日1回は外に出るなどです。毎日続けていくと、当たり前の日常になっていきます。

ただ、ルーティンの内容が重要なわけではありません。毎日続けることが重要なので、特別なことではなく、いつもやっていたことを続けてみましょう。

 

方法④:家族・友人に話す

家族や友人に、気持ちや思っていることを打ち明けてみましょう。迷惑をかけたくないと感じるかもしれませんが、家族や友人にとっては迷惑なんかではありません。

周りに話すと、気持ちが整理できるケースも多いです。心を許せる人に話を聞いてもらいましょう。

 

方法⑤:心理カウンセラーに相談する

どうしてもつらかったり周りに話せそうな人がいなかったりする場合は、心理カウンセラーに相談するのも一つの手です。

心理カウンセラーはメンタル管理のプロなので、話を聞きながら感情に寄り添ってくれます。

心理カウンセラーというとハードルが高く感じる方もいますが、気軽に相談しても大丈夫です。迷ったら、まずは相談してみましょう。

 

大切な人を亡くした方によくある質問4選

最後に、大切な人を亡くした方によくある下記の質問に答えていきます。

  • 夜に眠れなくなってしまいました。どうすればいいですか?
  • 感情が抑えきれず、周りの人に当たってしまいます。どうすればいいですか?
  • 大切な人を亡くしてから1年経ちますが、いまだに忘れられません。変ですか?
  • 大切な人を亡くしてから1週間ですが、もう悲しみはありません。冷たい人間なのでしょうか?

今現在同じようなお悩みを抱えている方は、参考にしてください。

 

質問①:夜に眠れなくなってしまいました。どうすればいいですか?

大切な人を亡くすと、変化が起きるのは当たり前です。夜に眠れなくなる方もいます。

ごく自然なことなので、まずは自分の変化を受け入れましょう。そして、健康的な食事や軽い運動、周りの人と会話などをすると元気になってきます。

決して焦る必要はないので、ゆっくり気持ちを整理していきましょう。どうしてもつらい場合は、心理カウンセラーに相談したり、病院に行ったりすることも検討しましょう。

 

質問②:感情が抑えきれず、周りの人に当たってしまいます。どうすればいいですか?

大切な人を亡くすと、置いていかれたような気分になり、周りの人に感情をぶつけてしまう場合があります。

心に変化が起きるのは普通なので、まずは自分の変化を受け入れてあげましょう。そして、抱いている気持ちを周りの人に話しましょう。

周りの人に当たるより、素直に話した方が気持ちに整理がつきます。周りの人も傷つけてしまうので、なるべく当たることはやめて、話すようにしてみましょう。

 

質問③:大切な人を亡くしてから1年経ちますが、いまだに忘れられません。変ですか?

大切な人を亡くした悲しい気持ちは、決してすぐに消えるものではありません。気持ちの整理には個人差があり、1年経っても忘れられない方もいます。

大切な人を忘れられないということは、それほどあなたが故人を大切に想っていたということです。1年経っても忘れられないのは、決して変ではありません。

焦らなくてよいので、周りに話したり1日のルーティンをこなしたりして、少しずつ気持ちに整理をつけていきましょう。

 

質問④:大切な人を亡くしてから1週間ですが、もう悲しみはありません。冷たい人間なのでしょうか?

悲しい出来事が起こると、悲しみを感じないように心を閉ざしてしまうことがあります。そのため、決してあなたは冷たい人間ではありません。

悲しい気持ちと向き合うには時間がかかるため、悲しみを感じない状態が長く続くかもしれません。

しかし、ゆっくり気持ちに整理をつけていけば問題ありません。悲しみを感じるようになったら、徐々に自分の気持ちに向き合ってあげましょう。

 

【参考】大切な人を亡くしたら必要な手続き

参考として、大切な人を亡くしたときに必要な手続きをご紹介します。大切な人を亡くした直後は手続きどころではないかもしれませんが、必要な手続きのため知っておきましょう。

  • 市区町村(死亡届(7日以内)及び火葬・埋葬許可申請書の提出、国民健康保険資格喪失届(14日以内)、葬祭費の受取り、国民年金停
  • 止手続き、遺族基礎年金等受給手続き)
  • 税務署(故人の確定申告手続き、医療費控除の手続き、相続税の申告)
  • 年金事務所(厚生年金停止手続き、遺族厚生年金等受給手続き)
  • 全国健康保険協会各都道府県支部(埋葬料の受け取り)
  • 銀行・郵便局・証券会社(金融機関の預貯金の相続手続き、公共料金の引落し口座変更)
  • 生命保険会社(生命保険の受け取り手続き)
  • 勤務先・学校(連絡)

公的な手続きは期限が決まっているケースも多いです。確認しておきましょう。

【関連記事】死亡後の手続きとは?基本項目や注意点について解説!

 

まとめ

大切な人を亡くしたら、悲しい気持ちを抱くのは当たり前です。なかなか気持ちに整理がつかない方もいるでしょう。

大切な人を亡くすと、心や体、行動に変化が起きます。しかし、決して変なことやダメなことではありません。

本記事で紹介した悲しみを和らげる方法を参考に、自身の気持ちと向き合ってみてください。

葬儀に関するお悩みがある方は、無料事前相談ページをご覧ください。

▼気軽にご相談ください

 

の記事の監修者

花岡 一雅(はなおか かずまさ)
一般財団法人 冠婚葬祭文化振興財団認定 グリーフケア士

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